ピアニストがキーボーディストになるには【入門編】

  • キーボーディストとしてバンドに誘われた!
  • バンドにおけるキーボーディストの役割は?
  • どんな知識やスキルがキーボーディストには必要か知りたい!

ピアノが弾けることでバンドに誘われたことはありませんか?

ピアノの経験を生かしてバンドでキーボードを弾いてみたいと、高校や大学の軽音部に入部した人もいるのではないでしょうか。

キーボードはピアノと同じ鍵盤楽器ですが役割や奏法が違うので、ピアノの演奏には自信があるという人でも簡単に弾けるわけではないんですよね。

この記事ではピアノの経験を活かして、一人前のキーボーディストになるための知識やスキルを紹介していきます。

キーボーディストの役割とは

キーボーディストってどんなミュージシャン?

キーボーディストとはバンド編成において鍵盤楽器を扱う奏者のことです。

そもそも「キーボード」とは鍵盤のことで、鍵盤を有する楽器は基本的にキーボードといえます。

つまりバンドの中で鍵盤奏者がデジタルピアノ(ステージピアノ)などでピアノ音色を演奏していたとしても、大きな意味ではキーボーディストに分類されるということです。

例外としてバンドの中でもグランドピアノのようなアコースティック楽器やハモンドオルガンのように固有の名前がある楽器を演奏する奏者は、親しまれた名前であるピアニストやオルガニストと呼ばれるのが一般的です。

ただし電子楽器を演奏していても鍵盤奏者のこだわりや演奏する編成によっては、ピアニストと呼ばれる方がしっくりくることもあります。

バンドの何でも屋さん

キーボーディストにはピアノ音色以外を奏でる鍵盤奏者という意味もあります。

バンドの中でキーボーディストが担う役割はさまざまで、特に既存曲をカバーする場合キーボーディストは「バンドの何でも屋さん」としてアンサンブルに参加する必要があります。

ギターはギターのパート、ベースはベースのパート、ドラムはドラムのパートを演奏しますが、キーボーディストはというと上記のパート以外全部が守備範囲になるからです。

ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器はもちろんのこと、さまざまな管楽器、ヴァイオリンなどの弦楽器、木琴や鉄琴、シンセ音、その他ギター・ベース・ドラムで鳴らせない音すべてがキーボーディストの担当になります。

贅沢にバンド内にホーン・セクションやストリングス・カルテットがいたりすれば別ですが、そんなケースは珍しいですよね。

またバンド内に鍵盤奏者が二人いる場合、ピアノ担当とそれ以外担当に分けることが多いです。

キーボーディストが演奏する楽器

デジタルピアノ(エレクトリックピアノ)

デジタルピアノはいわゆる「電子ピアノ」のことで、電子技術によりアコースティックピアノやその他の楽器の音色を再現し演奏することができる楽器です。

アコースティックピアノの代わりとして家庭に普及した据え置き型のタイプや、ライブやコンサートで使用される持ち運びに優れたステージピアノと呼ばれるタイプがあります。

ステージピアノのことをエレクトリックピアノ、通称エレピと表現することがありますが、本来エレピとデジタルピアノは異なる楽器です。

ですが最近では本来の意味以外にもステージピアノを指してエレピと呼ぶことが主流になりました。詳しくはまた記事にしたいと思います。

さて、ポップスや一部のロックではアコースティックピアノや本来の意味でのエレクトリックピアノは欠かせない音色です。

ただメーカーや製品ごとにピアノの音色や鍵盤のタッチには特徴があるので、好みがわかれるところでもあります。

スタジオやライブハウスに常設している場合も多く必ずしも自分の楽器を持つ必要はありませんが、その代わり現場にある楽器を使用しなければならないのでさまざまな製品を扱える知識と技術も必要です。

ホールやレストランなど楽器が常設でない場合もあるので、こだわるならお気に入りの一台を持っておいてもいいかもしれません。

シンセサイザー

デジタルシンセサイザー

シンセサイザーはさまざまな音色を合成し作り出すことができる鍵盤楽器で、シンセサイザーのことを指して「キーボード」と呼ぶ人もいます。

中でも最近のシンセサイザのほとんどはデジタル処理で音を作成するので、デジタルシンセサイザーと呼ばれています。

豊富な音色や多種多様な機能が搭載されているため、それぞれを使いこなすにはそれなりの知識と経験が必要なんですよね。

ピアノ音色などはデジタルピアノを使用することが多いので、大体の場合はそれ以外の音色を演奏するために使用することが多いです。

アナログシンセサイザー

なかなか触れる機会が少なくなってしまいましたが重要な音色なのが、アナログシンセサイザーによるシンセ音です。

デジタルシンセサイザーに搭載されているシンセリードやシンセパッドなどの音色は、アナログシンセサイザーで作られたの音をサンプリングまたはモデリングしたものなんですよね。

「Minimoog Model D」「Prophet-5」「Oberheim OB-Xa」などの名機と呼ばれたアナログシンセサイザーの音色は、最新のヒット曲にも使用されていているんです。

シンセサイザーのプリセット名に実機の名前や使用された有名曲の曲名をもじった名前がついていることもあるので、知識として知っておいて損はないですよ!

最近ではDTMで使用するソフトウェア音源として、もう手に入らない楽器も復刻されています。

プリセット音色でも十分楽しめますが、使い方がわかっていた方がより面白く実践的に使うことができるんです。

その他の鍵盤楽器

ピアノ以外の鍵盤楽器といえば「ハモンドオルガン」「パイプオルガン」「クラヴィネット」「チェンバロ」などがあります。

すべてデジタルシンセサイザーに音色として搭載されていますが、それぞれ実機のある立派な鍵盤楽器です。

キーボーディストとしてそれらの楽器をリアルに演奏をするためには、それぞれの楽器の構造や取り扱い方、特徴的な奏法などを知っておく必要があります。

一度は実機を演奏してみてリアルな音を体感して欲しいですね。

もし気に入った楽器があればぜひ実機を手に入れて、弾きこんでみてください。

まとめ

まずは入門編としてキーボーディストの定義と使用する楽器についてご紹介しました。

次はキーボーディストに必要な知識やスキルについて記事にしたいと思います!

コメント