- バラードの伴奏がいつも同じになってしまう
- バリエーション豊かな伴奏がしたい
バラードの伴奏で最も一般的なのはコードを4分音符で演奏する方法ですが、それ以外の伴奏が出来ず困っている人を時々見かけます。
この記事ではバラード曲での伴奏に焦点を当てて、様々な種類の演奏方法を紹介します。
骨組みとなるリズムを決める
楽曲の伴奏を作るうえで重要なのは骨組みとなるリズムを決めることで、1小節の中に2つの音符を配置しリズムの軸を作ります。
骨組みとなる音符を配置する2つの拍のうち1つは1拍目で、楽曲のリズムの骨組みを構成するもう一つの拍をこの記事ではアクセントと表記します。
アクセントには大きく分けて2種類のパターンがあります。
アクセントが3拍目にあるパターン
4分音符による演奏
もっともオーソドックスなバラードの伴奏方法で、右手で4分音符を演奏しコードごとに左手でベースを演奏します。
![画像1](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/15052606/picture_pc_8fe0ba662ca73e794a1c61e431845951.jpg)
2分音符による演奏
4分打ちの演奏法の応用で使用されることが多い演奏法です。
![画像2](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/15052612/picture_pc_e58c1a1b81531cd6d991fd8e82b7e2cd.jpg)
アクセントがウラ拍にあるパターン
シンコペーションと呼ばれるパターンで2拍目ウラや3拍目ウラにアクセントがあります。
2拍目ウラのシンコペーション
2拍目ウラのパターンは1小節目のように4拍目も演奏されることもあります。
![画像3](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/15052618/picture_pc_b50cf82093fa3a53195420fc39426b3a.jpg)
3拍目ウラのシンコペーション
![画像4](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/15052759/picture_pc_398d071850ceb716a4fd1b2070449808.jpg)
実際に伴奏を作ろう
前述のパターンをメロディや楽曲によって使い分けて伴奏を作ります。
![画像5](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/15053691/picture_pc_9deaf4162a3f20ab8ca04b0c369e4f12.jpg)
まずメロディを把握しアクセント位置を決めましょう。
![画像6](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/15053700/picture_pc_835bbefc478f97c9d105d310fbdb519d.jpg)
そしてそれに沿って伴奏を付けていきます。
![画像7](https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/15053808/picture_pc_3558c462dc6d2c1b32c3b6ef350e2d55.jpg)
まとめ
楽曲の骨組みとなるリズムのアクセントを知ることは、伴奏をする上でとても重要なことです。
そのアクセントを見極めることが、表現豊かな伴奏を演奏を可能にするための一歩になるでしょう。
しっかりと楽曲を聞いてどのような伴奏が最も適当か試行錯誤して練習しましょう!
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