洋楽・邦楽問わず世の中のポップスやロックの楽曲の多くに使用されていているのが8ビートです。
この記事ではピアノで8ビートを演奏するために役立つリズムパターンのオススメを7つご紹介します。
もくじ
8ビートについて
8ビートのピアノ伴奏をするなら、まずは「8ビートとは何なのか?」を知る必要があります。
特にオリジナルのピアノ伴奏を作るためには、必要不可欠な知識なんです。
手っ取り早くリズムパターンが知りたい人は次の章からご覧になってください。
8ビートとは
8ビートとは「8分音符を中心としたリズム」でパターンが構築されているビートのことです。
オーソドックスな8ビートには2拍4拍にバックビートがあり、ロックやポップスなどでは王道のビートといえます。
「8分音符を中心としたリズム」とは8分音符が多く使われているというよりは、8分音符の存在感が強いといった方が本来の意味合いに近く本質をとらえているかもしれません。
リズムパターンの中で演奏されている数が少なくても、8分音符がリズムの軸となっていれば8ビートと呼べるからです。
極端に言えば8分音符が一つしかなくても8ビートを感じさせられるということです。
8ビートの見極め方
ビートを見極めたい楽曲がバンド編成のサウンドなら、ドラムとベースのアンサンブルを参考にしましょう。
とくにドラムは楽曲のビートを決定する重要なパートなので、まずはドラムから聴いていきます。
参考にするのは繰り返して演奏される基本のパターンで、フィルインは例外なので参考にしないようにしましょう。
スネアは2拍4拍のバックビートを叩いていることが多いので、ハイハットかバスドラムを聴くとよいです。
ハイハットが「チ・チ・チ・チ・チ・チ・チ・チ」と8分音符を刻んでいたり、バスドラムが8分音符ウラのタイミングで踏まれているなど、8ビートを感じさせるアプローチをしていないか聴き取りましょう。
それでもわからなければベースのフレーズを聴いて判断します。
8分音符を連打する「ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド」といかにもな8ビートもあれば、「ドーッド・ドー」のようなパターンでプレイしていることもあります。
アンサンブルを総合的に聴いて8ビートかどうかを判断していきましょう。
あいまいな8ビート
8ビートとより細かく刻む16ビートのちょうどあいだくらいのノリで演奏するビートもあります。
演奏者同士のアンサンブルによって生まれたり、そもそもリズムパターン自体が判断の難しいものだったりすることがあるんです。
これに関しては一言で説明するのは難しいので別の機会に記事にしたいと思うので、この記事で紹介するのはオーソドックスな8ビートパターンのみにとどめておくことにします。
ピアノで8ビートを表現しよう!
では実際にピアノではどのように8ビートを演奏するか紹介していきます。
①オーソドックスな定番パターン
最もオーソドックスなバッキングパターンの一つで、3拍目のウラにアクセントがあるのが特徴です。
多くの8ビートの楽曲で使用できる、使い勝手のいいパターンです。
参考曲:スキマスイッチ『全力少年』Aメロ、槇原敬之『どんなときも』サビなど
②シンコペーションで小節をまたぐパターン
小節をまたぐシンコペーションを取り入れたパターンです。
楽譜通りの偶数小節へ向けてだけでなく、パターンを入れ替えれば奇数小節へのシンコペーションも可能です。
参考曲:キャロル・キングの『It’s Too Late』イントロ、スキマスイッチの『全力少年』イントロなど
③ウラのアクセントを強調しないパターン
ウラのアクセントを強調していないので、アクセントのない淡々とした8ビートの楽曲に最適のパターンです。
参考曲:RCサクセション『雨上がりの夜空に』Aメロなど
④4分音符を生かしたパターン
一見バラードなどでよく使う4分打ちのバッキングのようですが、ひと工夫すれば8ビートの伴奏にも使えます。
- 4分音符の演奏を半分の8分音符の長さで止めること
- ペダルは踏まずに演奏すること
以上の2つを実践すれば休符を生かした8ビートのグルーヴが表現できます。
参考曲:DREAMS COME TRUE『決戦は金曜日』など
⑤シンコペーションを生かしたパターン
パターンにシンコペーションが組み込まれているので、コードの変わり目やメロディのアクセントが2拍目ウラにある楽曲に最適です。
参考曲:米米CLUBの『君がいるだけで』など
⑥8分音符を最大まで使用したパターン
ドラムのハイハットシンバルのように8分音符を連打するパターンです。
ペダルを使用してなめらかに演奏する場合と、ペダルを使用せず歯切れよくリズムをタイトに聴かせる場合の2通りのニュアンスがあります。
参考曲:ホール&オーツ『Private Eyes』など
また下記のように右手と左手のリズムを入れ替えたバージョンもあります。
参考曲:あいみょん『マリーゴールド』、ワム!『Last Christmas』など
⑦ディスコベース風のパターン
1960年代から1970年代にかけて流行したディスコミュージックでよく聴くベースラインをまねたパターンです。
疾走感が欲しい8ビートの表現にはオススメです。
参考曲:ボーイズ・タウン・ギャング『君の瞳に恋してる』など
まとめ
8ビートのリズムパターンは一つ覚えたからといって、すべての楽曲で使用できるわけではありません。
アクセントの位置やメロディによっていくつかのパターンを使い分けなければならず、セクションごとや小節ごとのパターンチェンジが必要になります。
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