【ファンキー】歯切れのよいリズミカルなピアノがかっこいいポップス7選【グルーヴィ】

ピアノの魅力といえばバラードで演奏される美しい音色や、広い音域による豊かなハーモニーなどがあります。

しかしファンクやゴスペルの世界ではピアノも立派なリズム楽器の一つで、両手を駆使すればリズミカルな演奏も可能なんですよね。

この記事ではそんなファンクやゴスペルの影響を受けたポップスの楽曲で、まるでギターのカッティングのようなリズミカルなピアノが活躍している楽曲を紹介します!

邦楽

『Love Love Love』平井堅

ゴスペルクワイアをバックに歌う平井堅さんのアカペラのあと、グリッサンドで登場するイントロのピアノが最高にファンキーなナンバー『Love Love Love』。

ドラムとベースとのアンサンブルもグルーヴィで思わず体を揺らしてしまうほどで、個人的にバンドの音作りも好みで大好きな1曲です。

ミュージックビデオで演奏されているのは、なぜかハモンド・オルガンの「B-3」なんですよね。

『Universe』Official髭男dism

映画『ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』の主題歌として書き下ろされたOfficial髭男dismの『Universe』。

ブラックミュージックのフレーヴァ―にあふれたミドルテンポのダンスチューンで、イントロのピアノフレーズは16分音符のウラを多用したアグレッシブなプレイスタイル。

ライブではボーカルを務める藤原聡さんが実際にイントロを演奏していて、ドラマーだったことを伺わせるグルーヴ感と確かなピアノ・テクニックが素晴らしいんですよね。

『Hello Song』星野源

俳優に作家、ミュージシャンと大活躍の日本のポップスター星野源さん。

彼の楽曲でファンキーなピアノが登場するのが、大ヒットアルバム『POP VIRUS』の収録曲『Hello Song』です。

動画の2分36秒から始まるセクションではピアノが大活躍します。

この演奏はアメリカの伝説的セッション・ピアニストであるリチャード・ティーさんのプレイスタイルであり、彼が所属していたフュージョンバンド「スタッフ」への星野さんの愛が感じられるアレンジなんですよね。

『労働者』椎名林檎

椎名林檎さんが2009年にリリースしたアルバム『三文ゴシップ』に収録された『労働者』は、レキシこと池田貴史さんがアレンジとピアノ演奏を担当しています。

日本が誇るファンキー・キーボーディストである彼の魅力がたっぷり詰まった、ノリノリのグルーヴが心を軽くしてくれるソウルナンバーなんですよね。

後半にはレキシのおふざけも炸裂しているので、ぜひ聴いてみてください!

洋楽

『One Way Ticket』ローラ・アラン

ウエストコーストのシンガーソングライターであるローラ・アランさんのデビューアルバム『LAURA ALLAN』からは『One Way Ticket』。

ゴスペルを感じさせるピアノが冴えわたっており、1960年代後半にゴスペルシーンで活躍したジェームス・クリーブランド牧師やエドウィン・ホーキンス・シンガーズを思い出します。

このアルバムにはザ・セクションのクレイグ・ダーギーさんやリトル・フィートのビル・ペインさんなど、複数のピアニスト・キーボーディストが参加しているんですよね。

残念ながら曲ごとにはクレジットされていないので、どの曲で誰が演奏しているかは分かりませんでした。

『Scootcha Booty』アル・ジャロウ

まるで楽器のように声を扱うスーパージャズボーカリストのアル・ジャロウさん。

彼が2004年にリリースしたアルバム『Accentuate The Positive』に収録された『Scootcha Booty』は、ジャジーなコードワークとファンキーなグルーヴがたまらない1曲です。

ピアノはフュージョンバンド「イエロー・ジャケッツ」のラッセル・フェランテさんで、イントロのピアノアプローチが最高にファンキーなんですよね。

おまけ

『氷の世界』井上陽水

おまけは井上陽水さんの1973年の名曲『氷の世界』です。

1995年の「RE-SESSION」ツアーの模様で、最高にファンキーでグルーヴしているテイクなんですよね。

ピアノはおそらく小島良喜さん、浜田省吾さんのツアーにも参加している凄腕ジャズピアニストです。

1:40~の今剛さんの熱いギターソロのバックで演奏されている小島さんのピアノプレイが、一分の隙もないくらいキレキレに仕上がっています。

まとめ

いかがでしたか?

美しいだけじゃないリズミカルなピアノの魅力を伝えられる楽曲を紹介しました。

濱田卓也ピアノ・キーボード教室では、ピアノやキーボードのさまざまな面や魅力を伝えるレッスンを実施中です。

興味ある方のご連絡をお待ちしております!

コメント