- いろんなリズムパターンを演奏したい
- もっとノリノリに弾きたい
- ジャンルに合った伴奏がわからない
ピアノの演奏がワンパターンになっていませんか?
ピアノをリズミカルに演奏するためには、リズムとビートのことを知る必要があります。楽曲やジャンルによって違うリズムを理解して、最適なビートを演奏しましょう。
この記事ではピアニストが知っておくべきリズムの種類やビートの見分け方を紹介していきます。
ビートやリズムパターンの種類
ビートには「8ビート」「16ビート」「4ビート」「シャッフル」などがあり、ドラムパターンの名前としても良く使用されます。
それに対し「ボサノバ」「サンバ」などのように、特有のリズムパターンを持っているジャンルはジャンル名でビートを表します。
8ビート
8分音符が主体になっているリズムパターンで、多くのポップスやロックに使用されています。世の中の曲の半分くらいは8ビートなんではないでしょうか。
ドラムのハイハットやベースのフレーズが8分音符を連打する「ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド」といかにもな8ビートもあれば、「ドーッド・ドー」のようなパターンもあります。
16ビート
16分音符が含まれるリズムパターンで、ファンクやリズミカルなポップスなどに使用されているのは大体16ビートです。
多くの場合8分音符と16分音符が混ざった様なパターンが使用されますが、楽曲によってはドラムのハイハットシンバルであえて16分音符を押し出したようなビートも用いられます。
16ビート・バウンス
いわゆるハネた16ビートのことで、R&Bなどのブラックミュージックでよく使われています。最近のJ-popでも必須のビートですね。
ハネていない16ビートでは1拍を「タカタカ」と感じますが、バウンスでは「ターカターカ」もしくは「タッカタッカ」と感じて演奏します。
4ビート(swing)
4ビートとはジャズで使用される「swing」のことです。4ビートという名前はウッドベースの奏法であるウォーキング・ベースが、4分音符を演奏することから名づけられました。
ジャズ風の邦楽にもたまに使用されていますよね。
シャッフル
シャッフルは主にブルースで使用されるリズムパターンで、一部のポップスやソウルなどにも使われます。
真ん中を抜いた3連符の繰り返しのリズムで、2拍4拍にアクセントを置くのが基本のシャッフルです。ソウルなどに使用されるパターンは2拍4拍にアクセントを置くのは変わりませんが、3連符の使い方が少し複雑になったパターンが用いられます。
サンバ
サンバはブラジルで生まれた音楽のひとつです。ラテン音楽の一種ですが、ラテンについてここで説明するのは、長くなるのでここではやめておきましょう。
本場のサンバはインツーと呼ばれる2拍子で感じて演奏しますが、ジャズサンバでは普通の4拍子で演奏されることが多いです。
ボサノバ
ボサノバはサンバと同じくブラジルの音楽の名前でもあり、演奏に使用されるリズムの名前でもあります。リズムパターンはサンバと似ていて、大雑把に言うとスピードが速いか遅いかの違いです。
カフェなどでボサノバアレンジにされたポップスの曲をよく耳にしますよね。
まとめ
いかがでしたか?
いろんな楽曲を演奏するためには、様々なリズムの演奏法が必要不可欠です。この記事では7つのリズムパターンやビートを紹介しました。
「8ビートの曲にはどうやってピアノを弾いたらいいの?」「16ビートのリズムがずれてしまう」など具体的で専門的なことが知りたい方は、よかったらレッスンを受けてみませんか?
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