一言でコードの押さえ方と言っても色々あります。右手で押さえる場合や左手で押さえる場合、調やコードの種類によっても変わってきます。
コードのボイシングは知っていても、状況に合わせたボイシングや両手の使い方は意外と知られていません。
この記事では、プロのピアニストである筆者が、実際に演奏で使っている役立つコードの押さえ方を3つに分けて紹介します。
- 左手だけでコードを押さえる場合
- 右手でコード・左手でベースの場合
- 両手を使ってコードを押さえる場合
まずは、左手でのコードの押さえ方に焦点を当てて紹介していきます。
左手でのコード演奏に大事なこと
左手でコードを押さえるのは、ジャズなどでアドリブをする場合の伴奏が主です。
左手のコードを演奏する際に最も大事なことは、右手のアドリブに集中していても無意識で左手で演奏ができることです。
左手のコードはバリエーション豊かに演奏できることよりも、少なくても無意識に押さえられるボイシングを心掛けましょう。
では調ごとに分けて、ダイアトニックコードのボイシングを見ていきます。
コード一覧
Key=Cのダイアトニックコード表
Key=Dbのダイアトニックコード表
Key=Dのダイアトニックコード表
Key=Ebのダイアトニックコード表
Key=Eのダイアトニックコード表
Key=Fのダイアトニックコード表
Key=Gbのダイアトニックコード表
Key=Gのダイアトニックコード表
Key=Abのダイアトニックコード表
Key=Aのダイアトニックコード表
Key=Bbのダイアトニックコード表
Key=Bのダイアトニックコード表
まとめ
いかがでしたか?
この記事で紹介したボイシングは、個人的に筆者が良く使うボイシングです。
バリエーションは多くないですが、これだけでも十分形になります。
左手でのコード演奏は無意識で!
それぞれの調で無意識に演奏できれば怖いものはありません。
ぜひ演奏に活かせるよう練習しましょう!